大きな志を持つ時を
潜龍の時期といいます。
この時期はなかなか人に認められず
何をしてもうまくいかないと思いがちです。
安岡正篤氏の言葉に
「有名無力 無名有力」があります。
有名になると時間が自由にできず、
自分を磨く時間が少なくなりがち。
無名の時こそ十分にその時間がある。
ということでしょう。
潜龍の時期は誰にもあります。
何故こんなところで
こんな処遇を受けねばならないのか。
どうして人に認められないのか。
と思える時です。
そういう時は確乎とした高い志を心に描く。
どうやってそれを実現するかを
イメージする。
必要な力を蓄える時なのです。
あせることなく自分を磨く時です。
絶えることを覚える時です。
日の一番短い冬至を過ぎると
だんだんと日は長くなります。
それでも一番寒い日は
その後にやって来ます。
その少しずつ春になる。
潜龍の時の過ごし方が大事です。
志を持つこと、耐えること、ですね。