単にやっていることだけを
見るのではない。
その先に何があるかを見ることが、
大きな励みになる。
夕方コロッケをあげる。
その先にあるのはどんなことか。
仕事で帰りが遅くなったお母さんが
「ああ、よかった。あったかいあげたての
コロッケを子供に食べさせられる」と
思って買って帰る。
単身赴任のお父さんが
「おッ、ひさしぶりにできたてのコロッケを
つまみながら冷たいビールで一杯できるな」
と買って帰る。
そういう小さな幸せを見ること。
オーディオを生産して並べる。
その先にあるのはどんなことか。
若いときにあこがれて欲しかったけど、
手が出なかったあの商品が
こんなところにこの価格であったと
喜んでくれる人の顔。
3世代で来店されたお客様に
料理をつくる、提供する。
その先にどんなものを見るか。
私たちの仕事の先には
人が喜んでくれる姿、こまっている人が
「ああ良かった」と思ってくれる姿、
「あの時は楽しかったな」と感じる思い出、
そういうものがあります。
今やっている仕事の先を見ると
元気になります。