情は人のためならず

人は受けた応対を覚えているものです。
やさしくされたら、それを覚えています。
いつかその人に再会したら、
今度は自分がやさしくしようと
思うものです。
その人がいなくなっていれば、
その身内にやさしくしようと思います。

そうやって人にかけた情は、
しらないうちに時間がたってから
自分にかえってくるもの。
そう考えたほうがいいですよ。
という言葉が「情は人のためならず」です。

お取引き先の社長さんが
うちの会社に良くしてくれる。
何故かと思っていたら、
その社長さんが現場にいた頃、
うちの担当者が誠意のある応対を
してくれた事が
印象に強く残っていたからだった。

その逆もまたあるわけです。

「積善の家に余慶あり」とも言います。

今と自分のことだけ考えず
人には接したいですね。

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