それは自分のものだ。と思うところから
人の苦しみは始まるようです。
土地も今は誰かの所有になっていますが、
元々は誰のものでもなかったのです。
役職がついてくると、その役職や
それにまつわる権利も永遠に
自分のものだと思ってしまう。
失うことを恐れる。だから苦しむ。
初めから自分のものなど
何もなかったのだ。
禅では放下というそうです。
そこまでの境地にならなくとも、
未来の子供たちからの預り物だと
思うくらいにはなりたいですね。
会社も未来の仲間達からの預り物、
だから自分がいる間に
どんなことができるかを考えたい。
苦しみは、もともと自分の物などない
ということ。
全ては変化し、人は死ぬということ。
それらを受け入れることで
うすらいでいくでしょう。