頭に来る、何度言ってもわからない、
なんでそんなことをするのか信じられない、
でも怒ってしまってはいけない、
というのはわかる。
どうしたらいいんでしょうか、
という質問を時に受けます。
まず怒っても何も解決しないことを
理解する。怒ると、解決を遅くすると
考えた方が良いでしょう。
何かが起きた。それは何故か。
まずそれを知る。急ぎの場合だと、
とりあえずどう対応するのかが先ですね。
あなたはただ怒りたいのか、
その問題を解決したいのか。
どちらかを選ぶのです。
解決したいなら、真因をつかむ。
そのためには、根気よく質問すること。
ああ、こう考えていたんだ。なるほど、
ここがわかっていなかったんだ、
知らなかったんだ、というところを
つかみそこに手を打つ。
部下の失敗に対して怒りっぽい人は、
おおむね何に対しても怒りっぽいものです。
怒る方を選ぶクセがついているだけですから、
少し練習すると簡単に直りますよ。