“巧言令色(こうげんれいしょく)
鮮(すく)ないかな仁”
「うまいことを言う人に
本物の人物は少ないものだ」という
中国の言葉です。
会議の時の発言や、
レポートがどんなに素晴らしくても
それだけで判断してはならない。
特に立場を与える時には
よく注意しなければなりません。
言っていることや書いていることより、
やっていることを見る。
現場で何を実際やっているのか。
人が見ていない時に、何をやっているのか。
上司がいない時にどんな発言をしているのか。
それを見なければ、その人がどれくらいの
人間なのかわかるものではありません。
いろいろなキャンペーンの数字や業績も、
書きようによっては自分ががんばったように
見えるものです。
人事を考える立場の人は
よく覚えておきましょう。
多くの人が「なんであんな人が
ああいう立場に居るんだ」と思うことに
ならないように。
「やっぱりやっていることを
見てくれているんだ」と
思ってもらえるように。