大善は小悪に似たり、大悪は小善に似たり。
子どもが欲しがるものを
何でも与えていると(小善)、
我慢のできないわがままな
大人になってしまう(大悪)。
だから時には子どもに
我慢させること(小悪)も必要で、
そういう育ちかたをした人は
自分のことだけでなく
他の人のことも考えられる人になる(大善)。
時として我々は自分を良く思ってもらいたくて
判断を誤ります。
言わなければならないことだけど、
言いにくいこと。
かわいそうだから、と表皮的なやさしさで
見逃してしまうこと。
それらが禍根を残すことになります。
人を大事にするには勇気も必要です。