昔々、地上最強と言われた将軍がいました。
闘いに負けたことがない男でした。

寿命が尽き、天国に召され、神様に会いました。

将軍は、ここぞとばかりに神様に聞きました。

「今までの歴史の中で最強の将軍は誰ですか？」

神様は近くにいた男を指して「彼だ」と答えます。
彼は、生きていた時は石屋でした。

「彼は石屋であったが、
彼に将軍の役割を与えていたなら
彼こそが地上最強の将軍であっただろう」と
神様は言いました。

深い話です。

この話から何を感じるでしょうか。