「知恵がある者は知恵を出し、
知恵が出ない者は汗を出せ。」
という言葉がありますが、
松下幸之助氏はこれを否定しています。
「まず汗を出せ。汗の中から
知恵を出せ。」でなければならないと
言います。
やらずにあれこれ頭だけで
理屈だけで考えて、アイディアを出しても、
ほとんど役には立たないという事でしょう。
現場で汗を流しながら、
その中から出てくる知恵こそが
活かせる知恵なのです。
現場から離れている者は、
現場が考えられるような環境をつくる。
現場は汗だけでなく、知恵も出す。
そういう関係がチームを
活性化させるのでしょう。
ここを間違えると、
チームがバラバラになります。
知恵、すなわちカイゼンは
汗の中から出るのです。