暗いところから少しは
まわりが見えるところに出た時期。
まわりからも少しは存在を
認められる時期です。
少し見えるところを全てだと
思い込んでしまう時でもあります。
注意が必要ですね。
見龍の時期は「大人(たういじん)を
見るに利(よ)ろし」と書かれています。
大人とはどういう人でしょうか。
いわく「普段使う言葉に偽りがなく
行動も心が行き届いている。
自らの中にある邪な心を認め
それを防ぐ努力をしている。
誠の心で事に向い、世の中を良くしても
謙虚である。身に備わった徳は
多くの人を感化する」とあります。
モデルとなる「大人」のまねをして
基本の形を身につける。
原理原則を勉強して血肉化する時期です。
少し何かができるようになったからと
いって飛び上がるとすぐに落ちます。
陰徳を重み始める時期であり
心をきれいにする7つの行動を
血肉化する時ともいえそうです。
「大人」心の師を持つことが
大切な時ですね。